【Ruby】親クラスの内容を小クラスに引き継ぐ
Ruby

【Ruby】親クラスの内容を小クラスに引き継ぐ

作成日:2022年07月30日
更新日:2022年07月30日

Ruby で、親クラスの内容を小クラスに引き継ぐことを、クラスの継承といいます。

例えば、以下の親クラスがあるとします。

ruby
class Fluit
def initialize(product)
@product = product
end
def fluit
puts @product
end
end
banana = Fluit.new("バナナ")
banana.fluit

image2

Parfait という子クラスを作成し、Fluit クラスを継承します。

方法は、子クラスに『<\』を入力し、親クラスを入力します。

ruby
class Parfait < Fluit
end

Parfait クラスでインスタンスを作成してみましょう。

ruby
class Fluit
def initialize(product)
@product = product
end
def fluit
puts @product
end
end
class Parfait < Fluit
end
banana = Parfait.new("バナナ")
banana.fluit

image3

子クラスで、親クラスのメソッドを実行することができました。

子クラスでは、親クラスのメソッドを上書きすることができます。

ruby
class Fluit
def initialize(product)
@product = product
end
def fluit
puts @product
end
end
class Parfait < Fluit
def fluit
puts "#{@product}を使っています。"
end
end
banana = Fluit.new("りんご")
banana.fluit
banana = Parfait.new("バナナ")
banana.fluit

ターミナルで実行すると、

image4

親クラスを実行した場合、親クラスの内容が出力されました。

また、小クラスを実行した場合、親クラスのメソッドを上書きして出力されました。

© 2024あずきぱんウェブスタジオ